珪藻土の産地 能登半島の先端、珠洲から、伝統の切り出し製法による七輪・こんろをはじめ、各種珪藻土製品をお届けします。
 
能登ダイヤ通販のTOPページ
真鍮巻きこんろシリーズ
 
真鍮巻きこんろ(大)
さんまが丸々のる大きさ 真鍮巻きこんろ(大)
 
真鍮巻きこんろ(特大)
真鍮巻きこんろ(特大)
 
七輪(特大)
七輪(特大)
 
おもかげ七輪
おもかげ七輪
 
バーベキューこんろ
          シリーズ
バーベキューこんろ BQ17
 
バーベキューこんろ BQ22

▼全件表示
▼切り出し七輪・こんろ
▼バーベキューこんろ 
▼限定商品 
▼ワケあり商品
▼その他の珪藻土商品など
▼木炭 

お知らせ

特定商取引法の表示




能登ダイヤ通販のご利用ガイド

能登ダイヤ通販の七輪・こんろの使い方

能登ダイヤ通販の珪藻土の切り出しとは

能登ダイヤ通販の真鍮巻きこんろができるまで

能登ダイヤ通販の店長日記

伝統の切り出し製法 能登ダイヤ工業

送料
 ホーム>珪藻土の切り出しとは
 いらっしゃいませ。能登ダイヤ通販は、最高級の切り出し七輪をはじめ、炭火を楽しむためのこだわりの本格七輪、こんろを販売するネットショップです。日本一ともいわれる豊富な埋蔵量を誇る珪藻土の産地、石川県能登半島の先端、珠洲(すず)の現場から、全国の皆様へ特色ある商品をお届けします。 
送料・代引き手数料はこちらからご確認ください。

 

珪藻土の切り出し

 珪藻土を人力によって、地下でブロック状に採掘する方法を「切り出し」といいます。
熟練の職人さんが、地中深くから、ノミで珪藻土の壁面を突き、地層から切り取っていくのです。天然の珪藻土ならではの細かな孔の塊を、壊すことなく、七輪・こんろにするためです。
ここでは、国内で珠洲(すず)でしか見ることができない珪藻土の切り出し作業の様子を紹介しましょう。

露天掘り 地表から直接採掘する方法

坑内掘り 地中で採掘する方法

珪藻土は、珪藻という植物プランクトンの遺骸が大量に含まれている土をいいます。
珪藻は、拡大写真のように、細かな孔が無数に空いています。これが空気の層となって、珪藻土の優れた断熱性と保温性を発揮するもとになっているのです。

珪藻の殻の拡大写真

切り出された珪藻土のブロック


七輪・こんろのふるさと珠洲(すず)の山

 時間がゆっくり流れるような能登半島の先端。
内浦側には、奥能登、珠洲のシンボルともいえる見附島があります。これも珪藻土でできているといわれています。また市内各地で、珪藻土の層が露出した場所を見ることができます。
ちなみに、埋蔵量は、約50億立米とか。日本一といわれています。七輪・こんろに適した珪藻土ならまさに世界一といってよいでしょう。

海にそびえる見附島 これも珪藻土

道路脇でも地層が露出しています

 採掘場は山の奥まったところ。周辺から山々を眺めると緑の木々が広がります。この緑の下、山の地下はぜんぶ珪藻土の層となっています。
ただ、運搬が楽で採掘しやすい場所は、すでになんらかの手がつけられているとか。昔は写真のような廃坑跡が見られたようですが、今は子供が入ったりると危険なので、ほとんど封鎖されています。

採掘場周辺の山々。この下すべてに珪藻土の層があります

昔の採掘跡。現在は危険なので封鎖されています

 細い坂道。ここをトラックが珪藻土を載せて運んでいきます。

採掘場へ通じる坂道


珪藻土の地層の中へ

 こうした山の中の珪藻土の地層を露出させたところに、坑内への入り口が設けられています。
ここから地中へ深く掘り進んでいきます。

坑道の入り口

坑道の入り口内部

 坑道の中に入ると、ひんやりとした空気と独特なにおい。
中は、年中14度前後。過酷な作業のため、職人さんはほとんどシャツ一枚という薄着で仕事をされています。
そして、坑道の壁面、天井面には幾筋ものノミの跡。
さらに、ほぼ等間隔でできる縦、横のフレームの線。このような跡が規則正しく続きます。

壁面、天井面にノミの跡が続きます

場所によっては、緑があったりします


地層に切れ込みを入れる

 こうした中、坑道を奥深く進んでいくと、ザッ、ザッというリズミカルな音や、ドンと何かが落ちた音。
このザッという音が、小気味よく突かれるノミ(鉄砲ノミといいます)の出し入れの音、珪藻土が削られる音です。簡単そうにも見えますが、実はなかなか難しい。力まかせでノミをついても珪藻土は削れません。的確な角度と、しかも安定した深さが必要なのです。


ひたすら珪藻土の壁と向き合う

もくもくと地層と語る熟練の職人。
ザッザッと小気味よい削る音

しかも、天井面と横の壁面の境界線は、正面から直角にノミが入れられません。
ノミを持った手が天井や壁に触れますし、力が入らないため。そこで、斜めに突かれます。
これによって、ひと壁ごとに、縦と横にフレームができ、独特の坑道の形となるわけです。

天井は斜めにしかノミを入れられません。
それで、フレームの横の線ができるのです

壁面も斜め方向でないと、ノミが突けません。それでフレームの縦の線ができるのです

途中で見られた壁面、天井面の跡は、すべて職人さんの手から生み出されたもの。
この跡が美しいほど、リズミカルでかつすばやく切れた証拠だとか。初心者ほどこの跡が崩れてしまうんだそうです。
今や熟練の域に達する職人さんは言います。「俺も早くあんなきれいな跡を残せるようになりたい」と。

美しい天井面のノミの跡

使われる道具の数々

このようにして坑内は、多くの歴代の職人さんによりついた、汗の結晶ともいえる手わざの跡で囲まれているのです。


地層からの切り離し

 さて、このように壁に入れた切れ込み。これからどうやって珪藻土のブロックを地層から切り離すのでしょう?

まず、先の曲がった鉤状の道具で、中のほうに切れ込みを入れる下準備。そしてこのようにクサビを打ち込みます。
こうすることで、弱くなった部分で折れて地層から切り離されるというわけです。

鉄砲ノミで切った溝に打ち込むくさび
カケヤでくさびを打ち込み、珪藻土を折るという感じ

こうして何枚か落とすと、横から叩けるようになります。そして、叩いて切り離したブロックを、床におろします。床には切り出した際に出た屑があり、衝撃を和らげるという役割を持っています。この珪藻土のブロックが30kgから40kgと大変重く、手や腕だけでは持てないくらい。この時の落ちた音が、坑内で聞こえる「ドン」という音なのです。

掛谷で叩いて地層から切り離す

重いブロックを切りくずの上に下す

続いて、1番上の段が終わると、天井面の安全を確認して、必要に応じて坑木を入れます。なんといっても安全第一です。天井面でひび割れがあったり、浮きがあったりすると落ちてくる可能性もあるため、あらかじめ落下を予防しておきます。

入れられた坑木


最後に、1番下の段のブロックを切り出します。ここは、通常のノミの持ち方ではノミが入りませんので、座って、太ももの下から出し入れするという特殊な切り方もあります。

一番下の段を切り出す独特の姿勢

では、なぜ、今なお人力に頼っているのでしょうか?なぜ、動力を使った機械化が難しいのでしょうか?
これは、粘土分を多く含む珪藻土ならではの特質によります。
 例えば、チェンソーのような高速で回転する刃物を当てた場合、削られた珪藻土はすぐやわらかい粘土状になり、刃物は珪藻土が詰まってしまって、すぐ切れなくなってしまいます。
これが、同じく坑内で切られていてチェンソーのような道具が発達した、例えば栃木の「大谷石」との違いだろうと思われます。

 一方、長年機械化が難しかった切り出し作業ですが、円柱状のブロックの切り出しには、別の道具が開発され、使われるようになってきました。
これは、高速な回転ではなく、特殊な刃の形状により、限られた形、サイズにのみ使えるものとなっています。しかも、これは下向きに削っていくことしかできず、横へ向かって削れないため、坑道に勾配をつけ下がる際などに使われています。

今なお、スピードや効率性などの面で、職人技に勝る道具が開発されていません。人間の身体の優秀性を、垣間見るような状況が続いています。


地上へ出す前に

こうして落としたブロックは、積みやすいように底面を平ノミで平らに揃えます。
そして、斜めに切れ込みを入れた外周のブロックは、直方体になるように斜めの部分を削ります。

ブロックの形を整える

大きな変形は荷崩れの元となるため

削られ少し小さくなったとはいえ、大変重いもの。体全体を使ってなんとか持てる程度ですが、職人さんたちは、この程度のサイズならほとんど一人で持って、坑道の脇に積んでいきます。

こうして積まれたブロックは、運び役の方がいて、運搬車に載せていきます。またノミで削った際にでた屑は、運搬車に積んで採掘の終わった個所に埋め戻していきます。
昔は、ブロックもこの屑も背中にしょって運んだとか。ずいぶん軽減されてきたとはいえ、重い珪藻土を扱う職人さんの仕事は大変なのです。

定型サイズのブロックは、坑道内で一時仮置きされます。ここまで積むにも重いので一苦労なんだそうです。

仮置きされた定型サイズのブロック

一時堆積場に積まれたブロック


そしてまた次の壁へ

 壁すべての珪藻土のブロックが切り離され、運び出されると、ようやくひと段落。
そして、次に切り出す準備として、ブロックの大きさの線を引きます。これをケガキといいます。
そのためには、切り離した際に残った壁の凹凸の部分をならさなくてはいけません。
この作業を、壁ならしといいます。

切り離した跡。壁には凹凸が残る

壁ならし。平ノミで、切り離した跡を平らに

幅3m弱、高さ2m弱、およそ、畳3.5枚分の壁面をこういうノミで平らにしていきます。これが、ノミの突き込みとともに大変な作業なのだそうです。

これができると、ノミの幅を含めた線を描き、また壁へと向かいます。

ケガキ作業 ノミの幅の線が書き込まれる

ケガキ作業 線が引かれた壁

このように、多くの工程を経て、珪藻土の切り出し作業が行われています。
熟練の職人でさえ、1日、このひと壁という1サイクルがやっとなんだそうです。
ということは、前に進めるのは1日わずか30センチから40センチ。前述の坑道にできているフレームの間隔と一致します。今では1日ひと壁をこなせる職人さんは少ないそうです。
安全対策を施しながらとはいえ、地中での作業ですので、危険な場所。
しかもひたすら地道な作業の繰り返し。
このような苦労があって七輪・こんろの原料が切り出されているのです。


こうした典型的な3Kの現場ですが、このようなところへ飛び込んで、一人前の職人を目指し、頑張る若者もいます。
後継者不足に悩むなか、期待の若手。ぜひ、頑張っていただきたいものです。


こうした典型的な3Kの世界へ飛び込み、
一人前の職人をめざし、頑張る若手

より良質な地層を探り、ひと壁ひと壁進む坑内の仕事は、受け継がれてきた七輪・こんろの里 珠洲の伝統の技。

現在、この切り出し製法により七輪・こんろを製造されている会社は、わずかに3社
(よくテレビなどで紹介され、有名な有限会社丸和工業さん、最も歴史のある能登燃焼器工業株式会社さん、そして能登ダイヤ工業株式会社さんのみ)。
現役の切り出し職人さんといえば、十数名足らずではないでしょうか。

この切り出しの技が、これからも受け継がれていくことを願ってやみません。
 
 
真鍮巻きこんろシリーズ
奥能登珠洲に伝わる伝統の切り出し製法によるこだわりの本格七輪・こんろです。
バーベキューこんろシリーズ
イベント等でも大人気。
業務用に使用される大型のバーベキューこんろです。
限定商品・ワケあり商品
珠洲の現地ならではの限定商品やちょっとしたワケありの商品です。掘り出しものが眠っているかもしれません。
   Copyright(c)2010 能登ダイヤ通販 All Rights Reserved